青春群像ドラマ。
「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」を意識して
作られたのは明らかだけど、やる演目が違うし、出演する俳優
も当然違うわけで、それぞれの味ってものがあるので楽しみに
していた作品。
榮倉奈々と加藤ローサ、若者に人気の芸能人の起用という事で
これだけで掴みはOKか。

ドラマの第一印象。
榮倉奈々はデカイっ。加藤ローサと並ぶとその差は歴然。
童顔だし、顔が小さいので余計に感じるのかな。

高校2年の17歳。
将来に対して漠然としたものしかなく、夢を聞かれても自分の
目指すものを思い描くことも出来ないもやもやした時期に、
完成された相手チームのチアリーディングの演目見て、感動し
自らの体の中にもそんなリズムが流れていることを知る。

無駄に時間を過ごしている若者に対して一つのきっかけとなれば
という企画のテーマが存在するのではないかな。

嫌でも受験という現実は迫ってくるわけだし、何時までも楽しい
青春ばかりに興じているわけにも行かない。
受験勉強という抑圧された時間の中で如何に自分の存在を表現
しつつ、現実と向き合っていくのか。

周りの配役の演技はコントの寄せ集めみたいな感じがするのだが、
メインであるダンスチームを邪魔しない程度の演技ならば一応
問題はないかな。

太一くんのキャラの弱さが気になるけど、今後どんな活躍するの
だろうか。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)