第3話 退学、そして同好会解散!!

西原亜希は元々通常の学生役とは違うと思っていたけど、
今回母親の一言で家庭の事情が察することが出来、彼女がアウトロー
の様な行動の取るのかが見えてきてしまう。
"自主性に任せる"と言う名の放任主義。
それだけにチームや仲間というものに憧れる西原亜希の気持ちが
分からないでもないって感じだった。

そんな気持ちを汲むことが出来れば、今回のドラマの半分は成功だ。

前半で見せた授業には出ないがクラブには顔を出す姿。
自らデザインしたユニフォームのスケッチ画。
チームの為にユニフォームを揃えようとする姿。

そんな姿と逆行し、仲間が自分を売ったと見える行動によって
仲間を信じられなくなる流れから、再び仲間という存在の大きさ
を感じさせる流れが一瞬にして訪れるのが、ドラマの欠点か。

しかし榮倉奈々らの行動は暖かさに包まれていて良かった。
仲間で居る限り、場所も衣装も関係なく一緒に踊ることが出来る
として、その言葉の意味を証明する上でも、警備の棒で踊る場面
は良かったと思う。

ベタベタで何のひねりもないドラマだが、何かジーンと来るもの
が有った。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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