第2話 豪華客船の完全犯罪〜解決篇
密室殺人と巧妙トリック

どの展開も予定の範囲内という感じか。

程よく視聴者を巻き込んだ推理もどきの展開が用意されて
いて、登場人物が勝手放題やっている所を、深田恭子が
物語の軌道修正係と解答役を演じている。

種明かしされても江守徹がズーラだったというネタ以外は
ストーリーの中での意外性は殆ど無かった。

見栄を張る行為は憎たらしい人間を悔しがらせる為に行うという
江守徹と、その化けの皮を剥がそうとして手のひらで転がす
夏八木勲の対決が見物と言えば見物。

松永京子と江守徹の関係にもう少し説得力を持たせて貰いた
かったがこの辺は仕方がないか。

あまり細かいツッコミはしてはいけないドラマ化もしれないが、
深田恭子の発言はどれも推測の域を超えてはおらず、断定づける
為にももう少し物証を揃えて固めていかないと本当の意味での
事件解決した上での爽快感は得られないのかもしれない。
その辺はちょっと残念か。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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