10億円相当の金塊が盗まれた事件の時効が迫る。
容疑者には二人の人物があがっているのだが立証できぬまま
時ばかりが過ぎていく。果たして彼らの元にある金塊を探し
出せるのか!?

基本的に作戦自体には無意味な展開も多く、深田恭子が掲げた
当初の作戦も時間切れで終了する。しかしその流れで得た名声
になった彼らの地位と有頂天気味になる彼らの隙をついて、
時効寸前の賭けに出る展開だった。

時間を使ったトリックという事は一切明かさずドラマが進行
していたので、最後に来て面白い形でサプライズが有ったと
思う。

それ以外のおとり捜査はこのサプライズを演出するための
ダミー的な流れであり、立証するには少々強引な解釈の元で
の捜査故に、やや幼稚すぎる感じもした。

練り固まったワンパターンな演出に喜びを感じる方を除いては
やや腑に落ちない話だったか。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)