第11話 女たちの復讐…究極の制裁

米倉涼子に種なしの事実を聞かされ、愛人の元にその事実を
告げに行くが、子供を蔑ろにする卑劣な嘘だと言われ、
二人の間を板挟みにされる話。

現実を受け入れたくないばかりに、真っ先に病院に行かない
不可解な行動が、今回問題を大きくしたような話だった。

女たちの復讐なんてタイトルが付いていたものだから
米倉涼子と松下由樹、二人で結託して石黒賢を陥れるための
作戦だと思っていたんだけど、どうやら勘違いだったみたい。

どちらが本当のことを言っているのか。
視聴者を悩ます展開は、制作意図として伝わるものがあり
良くできていると思う。

しかしこのドラマ、誰にも肩入れしたいような人物が居ない
ものだから、有る意味どんなに過激な復讐戦になっても
もの凄く冷静に見ていられるし、そんな事実を受け入れられる。

いや復讐なんて言っても何だか生ぬるい感じさえするぞ。

大体2000万程度ならば石黒賢の地位ならば、退職金を切り崩す
必要もなく払える気がするしね。

平泉成は良い上司だ。
こんな部下を見捨てずに居るなんて。

愛人も愛人としての権利と主張を随分と侵している。
初めは自分の立場を弁えていたのに、やはり人間の欲は際限ない
のか。

それと高岡早紀と会いに行くシーンは全く必要ない気もした。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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