第2話 神の手と悪魔の薬

教科書通りの症例など一つもなく、外科医は数をこなす事で
成長するしかない。
この言葉が象徴するように、ドラマは小池徹平を医師としての
自信や自覚を持たせる話であり、今後の展開の中で彼をチーム
ドラゴンとして招き入れるための布石を打った話だった。

外部から来た医者らしく、医局の秩序を重んじるばかりの
大学病院の常識を片っ端から破っていく坂口憲二の姿と同時に
医師としての腕前の確かさを知らしめる為の展開で、とても
バランス的には良い話だった。

新薬の実験にされる患者のエピソードはそんな一面を上手く
描いた話だ。

相変わらずキャラが漫画ちっくな面があるけど(特にサダヲが)
その辺をクリアすればドラマとしては面白そうだ。

ドラマ「夜王」でハートをわしづかみにされた北村一輝は
一体何をしようとしているのかも不気味な感じだし、
救急医療の夏木マリも今回の展開を見る限り坂口憲二を引き
抜きたがっている感じだね。

今後の展開に期待!!

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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