ついに子供との生活がスタートする。
今までに経験したことのない子供の弁当作りから始まり、炊事
洗濯をこなしていく。

結論から語ってしまうが、ついに子供の争奪戦がスタートしそう
な感じ。
この展開を有利に運ぶ為には、子供に尽くす姿をより多くの人に
見て貰わねばならない。
という事で、今回は努力の末、幼稚園の先生・さくらの協力を
取り付けた事と、ボランティア・渡哲也を味方に付けた事は
竹野内豊にとって大きなことだと思う。

仕事と子育ての両立は気の毒な感じだが、真剣に子供の親権を
勝ち取るためには、この辺の妥協は許されないのではないかな。

特に運命を感じさせる渡哲也との出会い。
あのパーティーの日に妻の病気が発覚したこと以外にも、5歳の
子供が亡くなっている過去が存在したこと。
子供に対する拘りが見えて、彼のキャラクターに対する感情移入
する理由が一つ増えた。

基本的に子供は我が儘を言う物かも知れないが、流石に仕事が
立て込んでいるときに来たりすると辛いだろうな。
親の事情に子知らずなのかも知れないが、しかし両親の間に
立って、喧嘩の仲裁しようとする辺り、感覚的には色んなもの
を掴んで居るんだろうね。

それにしても現在までの展開を見ていると、石田ゆり子と竹野内
豊は別れる程ではなかったのではないかという感じがしてくる。
この辺の感覚は、元の関係に戻るための布石を一応は残している
のか。
石田さんも仕事の苦労を知るようになると、案外元の状態に
戻りたいと思うようになったりしてね。

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)