第6話 愛する妻と子へ…涙の離婚決意!!

息子は母親の元へと連れて行かれてから3週間後の話し。

子供に元気が無く、先週の子供に対する母親の必要性を唱えた
のとは逆に今週は父親の必要性を描くモノかと思った。

これまで家事・育児などの苦労を父親に味わせたので、
今度は仕事に於ける父親の苦しみを母親側にも味わせて、寄りが
戻って行く方向へと導かれていくのかと思えば、未だ意固地になる
妻・石田ゆり子の姿があった。

面白いのは本来妻側の立場に居るハズの木村多江が、夫側へと
傾いたことか。
しかしそれでも子供のためを思うならば折れて欲しいとする
酷な展開を突きつけた事によって、多くの感情を竹野内豊側へと
移入できるドラマになっていると思う。

渡哲也のエピソードは思ったほど大したことは無かったが、
妻を失う前に彼女の気持ちを分かってやれなかった後悔の念と
罪滅ぼしのための行動は、若夫婦の今後の行く末を示唆している
ものかも知れない。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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