第5話 届かぬ想い

今回の脚本は、いつもの江頭さんではなく清水有佳子さんだった。

ドラマは速水もこみちの自分の気持ちに嘘を付く曖昧な態度が結局
周りに居る者を傷つけてしまう話。

ちょっと青春ドラマにありがちな描写と葛藤を持ち込みすぎたか。
無邪気にはしゃぐキャンプ場での描写は如何にも若槻千夏を失望
させる為のものだったが、彼女が居るのにこんなに放置しておく
男性も居ないわけで、そういう演出意図があからさまに出し過ぎて
少々ゲンナリ。

オリンピックを目指している人のドラマでもあるのだから、ボート
の方もドラマとして疎かにしてはならない。
そういう意味で才能ばかりを抽出しているけど、その下支えになる
努力する描写も色々と挿入していかないと、後々説得力を失う
可能性もある。
特に松田翔太は今回母子家庭という背景が語られたわけだから、
ストイックな性格ばかりでなく、恋愛に熱を上げてばかりでなく、
大学に入学した本文を全うして欲しい。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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