第9話 運命の地、ソウルへ

チェ・ジウ周りの過去や素性が明らかになっていく話。

そんな細かい所に気を遣っていられるかっっといって匙を投げて
しまったのか、ドラマの中での日本語と韓国語に対する障壁が無く
なってきており、いつの間にか互いの言葉を自然と理解している二人。

あまり日本人を快しとは思っていなかったチェ・ジウだが、
実は自分は日本人だったという皮肉な結末。更に分かってみれば
育ての親は本当の父親を殺していたという衝撃的な展開だった。

この現実とのギャップに悩まされる感じを今の在日社会の人間が
抱えているアイデンティティの問題のようにチェ・ジウの中に
ぶつけて演出すれば、興味深い内容になりそうだが、流石に放映
時間が足りないか。

幼少の頃の潜在的な記憶を頼りに、運命の皮肉さを演出した
感じで展開としては面白いのだが、もう少しこれまでの展開の
中で彼女の中に日本風を織り交ぜておいても良かったのかも
知れない。そうすることで多少なりとも意思疎通の問題も自然と
解決できそうだ。

韓国の高校の映像が冬ソナで通っていた学校だった。
冬のソナタでチェ・ジウのお母さん役を演じていたキム・ヘスク
さんも出てきた。サービス満点ですね。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200603/gt2006031005.html
http://contents.innolife.net/listt.php?ac_id=2&ai_id=4051

DNA鑑定の話が出ていたので、最初は竹野内豊とチェ・ジウが
兄妹かと思った。兄妹での危ない恋愛感情を臭わせる描写は
如何にも典型的な韓国ドラマ風だが、流石にそれは無かったか。

黒幕も分かり方向性が分かってきた感じなので、今後の展開に期待
出来るかな。


ドラマとは全く関係ない話ですが、数日前にKISSのBecause I am
A Girlという曲のPVをダウンロードしたのですが、その中に
シン・ヒョンジュンさんが出演していました。
http://www2u.homeip.net/kiss/

評価:★★★☆☆

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