第11話 さよなら愛しき人よ

所詮ピークを過ぎたドラマの末路とはこんなもんか。
駄目駄目じゃん!!どうした日韓合作ドラマ。

グダグダ感を生じることは予想していたがあまりのご都合主義の
連発で、見る気も萎える程の結末しか用意されていなかった。

都合良く警察を裏切り通訳ケビンを撃ち殺す"サンピン"警察官に
始まり、都合良く動き回る割に何の存在感も無い速水もこみち。
検挙されたハズのチェ・ジウは、私情の下で色々と引っ張り回さ
れた挙げ句に犯行現場にまで連れて行かれ、目の前で日本の
銀行システムを破壊しようと手を掛けている犯人を前にして、
一向に拳銃の引き金を引こうとしない竹野内豊。
ワイヤー一つで簡単に脱獄してしまう杉浦直樹。今まで耳を貸そう
ともしなかった男が電話一つで情に流され計画を中止する橋爪功。

竹野内豊は親父の無念を晴らすことが出来たのか?

情に訴えかけるのならば、幸せだった頃の映像をドラマの中で
見せておかないと、言葉だけでは足りないものを感じる。

残念ながら期待ほどの作品ではなく、特筆すべきものもあまり
無い。主題歌/オープニング、エンディング共に良かった事と
チェ・ジウを使ったところで作品性が向上するはずもないという
ことが分かった事くらいかな。


評価:★★☆☆☆

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