第5話 下北キャンディキャンディ

下北サンデーズが勢いに乗り始め、メンバーたちは小劇場以外の
仕事も増えて来る中で、取り残されるキャンディこと大島美幸の
苦悩を描いた話。

好きや楽しいだけでやっていける世界ではない。
この言葉が象徴するように、突きつけられる現実を目の辺りにし
誰もが否定することが出来ない雰囲気がとてもよく現れていて
色々と考えさせられる面も多かった。

大島美幸の居場所は何処にあるのか。
才能を発揮できない場所に居座ることほど辛いことはないという
蛭子さんは、今回名言を連発。落ち込む彼女に掛ける言葉として
は最高のものを用意した。

努力、才能、愛情、継続について格言めいた名言を発していたが、
この中で、今回最も曖昧な言葉としては才能だ。それ以外のものは
明らかに全てを持ち合わせていると断言できる。

長年芝居をしている事だけで才能の一部になるのかは議論の
余地があるが、続けた者だけが見える世界が有るという締めの
言葉は曖昧で決着の付かない言葉を前にして、上手いまとめ方
ではないかな。

それはそうと北村総一朗は過去座長をしていたとは驚き。
藤井フミヤも....

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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