第7話 父帰る

どんなに酷い仕打ちをされたとしても親は親。
子は親を選んで生まれてくることは出来ない。
しかしそれでもたった一人の存在という事を、黒川智花親子と
本屋の親子を使って証明した話か。

金運を呼ぶコインの存在が本編を味付けるスパイスとなって
濃い味に成りすぎず、上手いサジ加減に調節されていたと思う。

このドラマが手がけた前のドラマ「雨と夢のあとに」の演出と
全く同じように、主題歌を直接本人に歌わせる手法を使って
みたり、「雨と夢のあとに」繋がり、このドラマの舞台となる
佐々良繋がりというだけで、沢村一樹を登場させる遊び心は
凄いものが有った。黒川智花との対面シーンの時に流れた、
奥田美和子の歌がなんとも懐かしかった。

黒川智花が父親をかばう姿には正直あまり説得力は無かったけど、
ラストは、本屋の親子と携帯電話の発信元が分かるサプライズな
ネタで上手いことまとめた感じがする。

それにしても黒川智花は本当にあんなに歌が下手なのだろうか?(+_+

inserted by FC2 system