第8話 ささらさや

木村多江が困難に遭遇しても夫の霊に頼らず、一人で切り抜け
ようと努力する話。

"心残りは死んでまでも引きずるものではない"

前回のエピソードの中で草笛光子が語った言葉だが、その言葉が
今回の展開の中に活きている。
この言葉を受けて木村多江自身が、彼を頼らず困難に立ち向かう
事を決めた話で、それとは対照的に愛する人には死んでまでも
近くに居て欲しいと願う黒川智花には理解できない態度を見せた。

福田麻由子の直接的な繋がりは草笛光子にばかり有ると思っていたのだが、
こんな黒川智花の態度を見ていると、彼女を守り励ますためばかり
に存在しているような感じだ。

彼女が成長する姿を見せた時、福田麻由子の霊は解き放たれるの
かな。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system