第11話 あしたはわらう

既に余命3ヶ月である事を告知されていた草笛光子に科せられた
最後の重責を全うし、社会に出ても遜色のないほどに成長させた
黒川智花と、奇しくも30年前に同じように育てられた荻野目慶子
の話。

殆どこれまでの展開の種明かし的な話であり、説明不足の部分
を補うような話の構成の仕方だった。
それ故に全ての話がこれで繋がった感じなのかな。

ただ黒川智花の成長を考えると、荻野目慶子のこれまでの行動は
幼稚にも映り、彼女の人生の中に草笛光子の存在があったことを
あんまり感じさせない不自然さは有った。

幼少の頃の荻野目慶子の姿は福田麻由子を通してよく映っていた
が、その後はどうやって暮らしていったのか気になるところだ。

意外にも早くから木村多江に全てを暴露し、協力を根回していた
事実は意外でもあり最終回としてのサプライズでも有った。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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