第3話 涙・・・最後の一日

仕事に慣れてきた伴だが、バッカナーレの週末は想像を絶する
戦場であると言われる。ランチでは余裕で仕事をこなしていたが
ディナー時には火がついたようにお客さんで混み合う。

無駄な動きが多い為に疲れてしまう。優先順位を考えろ。
と言う事で料理人として作り方が頭の中に入っているのならば、
必要な食材であったり道具が分かるはずで、闇雲に動くばかりで
なく頭を使うことを促した内容で、前回と似たような話の延長線
上に有る話しだ。

このレストランに来てから僅か数日であることを勘案すれば無駄な
動きも有る程度は仕方がない事だと思う。ただこのドラマでは
プロ意識というのを一貫して唱えているために、厨房に立った人
ならば、扱いは平等という意識が働いているのだろう。

初めは明らかに無駄な動きが多く、香取に散々の言われようで
見ていられないのだが、その分後半で相手を出し抜く動きを見せた
時の爽快感はこのドラマの面白さでも有ると思う。

また賄い料理でも彼自身の本来の力を発揮できたようで、
力を見せつけることが出来たのは、今後を期待させる演出でも
有った。

それにしても田舎で帰りを待つ吹石一恵役の女の子が実に可愛ら
しい。そしてなんと言ってもほっしゃん。最高です。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system