第6話 愛って何だろう

厨房での仕事ではなくホールでの仕事を任された伴は、
初めは意味が分からず腐っていたモノの、ようやくやり甲斐を
見つけ仕事に精を出し始めた。しかし2週間が経過したホール
での仕事も客との接客業故、なかなか慣れず緊張感から失敗が続く。

次々と課題を出される感じで、苦悩する伴の奮闘記が見られて
面白いことは面白い。
オーナーの鉄幹も語っているが、壁にぶつかったり乗り越えたり
する現在が一番仕事としての醍醐味を感じる瞬間で面白い時期
なのかも知れない。

技術的な問題は繰り返しの練習によって幾らでも補うことが出来る。
しかし問題なのはこれをクリアした後に出された精神的な難問だ。

相手に自分の気持ちばかりを押しつける事は愛ではない。
仕事の中に愛情というものを面白い様に結びつけた課題でもある。

ドラマとして面白く出来ているのは、職場での上下関係や
同僚との関係が面白い感じで表れている事。
今まで冷たく感じていた同僚の存在が随分と改善されて、今回
暖かく感じたし、そんな上下関係の中にも成長を促すための
愛情が加味されており、厳しいことを言ったりする陰で見守る
視線が何とも暖かいし微笑ましく感じる。
仕事の出来る人が出来ない人を養っていると言っていたが、
まさに一体感やチームワークを感じる瞬間だ。

こんな早いウチから精神論を唱えられるとは思わなかったが、
それだけ伴が期待されている証拠でもあるのか。

そういえば、冒頭で日テレアナウンサーの羽鳥慎一さんらしき
人が出ていたなぁ。

guest
山内勉、金井茂

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