自宅出産の取材対象者を探していたものの、なかなか
取材に応じてくれる人が居ない。しかしそんな時、実家の
義姉がもうすぐ出産である事に気がつく。

谷原章介のあまりのミステイクの多さで墓穴を掘る場面に
対し、仲間由紀恵のリアクションの楽しさによってオチを
付けるという、夫婦漫才ばりの展開を見せつけてくれた話し
だった。

谷原章介のTシャツが悉く食べ物の絵が描かれており、それに
触発される形で食べ物を欲する義姉の構図が、何故かツボに
入ってしまった。

我が儘放題の義姉・濱田マリに振り回される話しであるが、
濱田マリがフレームに映る時は決まって食べ物を口にして
いた印象ばかりが残る。

ドラマとして面白いのは、やはり主人公らの意識の変化が
ありありと見えてきたことだろう。
それと同時に成長の跡が伺えるようなキャラクターの欠点部
が修正され、谷原章介がミステイク無しに主張できたり、
これまで毛嫌いしていたハズのしきたりに対して、自ら
それを使ってその場を収めるなど、連ドラならではの"間違い
探し"的な楽しさを味わせてくれる内容だった。

guest
内海桂子

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)