湯川からメールで呼び出される薫。
研究室には弥生という女性がおり、夫を捜してくれと詰め寄って
くる。他の警察官からは事件性はないと言われ取り合ってくれない
というのだ。いつも頼み事をしていた手前、無視するわけにも
いかず、薫は事情を聞くことになる。

今回の脚本は福田靖＆古家和尚さん。
古家和尚といえば「ライアーゲーム」の脚本家。
それ故の事なのか、ライアーゲームでは神崎直が主人公だったが
このドラマに出てくる失踪者の名前は神崎直樹。何処か似ている。

今回のドラマはポルターガイスト現象を扱った内容だ。
物理学を扱うドラマであるならば必ず通るであろう心霊現象の
解明なのかも知れない。
私も今回の件の正体についてはすぐに分かった。
確か「世界まる見え!テレビ特捜部」でも、似たようなネタを
扱ったことがあったが、家の下には下水管が通っていて
共振しているのだろうと思った。

今回のドラマのポイントは、失踪の原因とそんなポルターガイスト
現象の繋がりは何処にあるのか。
そしてもう一つ、失踪してしまう神崎直樹という人物像について、
彼は本当に心優しい人物なのかという点だ。

ドラマとして実に上手く演出しているのは、事件が解決した後に
浮かび上がってくる彼の人間性だと思う。
信頼の置ける人間だった事が次々と分かる様、老人からの証言
だったり、亡くなったヒデさんとの関係が描かれている。

トリック自体にはそれ程の巧妙さは感じなかったが、寧ろその
様な人間性に重点を置く内容だったといえる。

それはそうと湯川先生。今回はロッククライミングをしていた。
主人公を良く見せようとするのは分かるが、あんまり格好良す
ぎると逆に嫌みに見えるので要注意。っていうか気難しそうな
教授がやるスポーツには見えないぞ。

真矢みきさんのblog
http://www.blooming-net.com/agency/blog_artist/mayamiki/index.html
品川祐さんのblog
http://mycasty.jp/shinagawa/
福井博章さんのblog
http://ameblo.jp/hiroakifukui
高山都さんのblog
http://takayama-miyako.syncl.jp/
葵さんのblog
http://star-studio.jp/aoi/
渡辺裕樹さんのblog
http://www.mc-r.com/blog/archives/cat_6/cat_6_index.php

guest
広末涼子、甲本雅裕、出口結美子、曽根悠多、奈良崎まどか
渡辺裕樹、森康子、谷津勲、ふくまつみ、ハル、南好洋
新城彰、下塚恭平

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)