第4話 |
女将と若女将が店の存亡を巡り大衝突。
邪険に扱われる女将は家を飛び出していく。
ご当地ドラマのように福田沙紀の詳細な説明によって、巣鴨に
関する知識のない人間にも土地勘や流行を植え付けるような
演出が行われた。
今回のメインは、女将捜索か。
既にこの世から居ないのかも知れないという言葉一つで、
身が引き締まるような雰囲気にしてしまったのは流石。
松重豊さん"ブス恋"の時も異彩を放っていたよね。
巣鴨の占い師役に余貴美子さんが出ているのに驚いた。
ドラマとして面白いのは、二宮和也が捜索しているのは、
一人ではなく三人も居るという現実なのかも知れない。
二宮和也と福田沙紀の距離感も絶妙で、特に福田沙紀側は
彼の事を何処まで意識しているのか分からないのだが、
時に信頼するお兄ちゃんで有れば、将来のお婿さん候補の
一人として数えられているのかなと思うと、ちょっと微笑
ましく思える。
妹マニアな人から見れば、何の気無しに突然レストランで
隣に座ってくる彼女の行動や、ハンカチを差し出す彼女の
姿は絵に描いたようなシチュエーションかも。
これまでスパイとしての活躍の場がなかった二宮和也の
新たなるミッションは、最後に来て目が覚めるようなもの
でした。
果たしてどう切り抜けるのだろうか。
guest
松重豊、余貴美子
評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)