第9話 スーパーハケンの過去

ハケン弁当の件をマーケティング課に託し、自らは辞表を
出して会社から去っていく大泉洋。

斉藤祥太の存在があまりに都合良すぎて違和感を感じざるを
得ないドラマになってしまった感も有るのだが、シナリオと
しては無難に上手くまとまっていたと思う。

サブタイトルからして、もっと過去に踏み込んだ描写が有る
のかと思っていたが、直接的な表現は使わず、加藤あいとの
会話の中でその一端が分かるような作りになっていた。

ハケンの世界には学歴や家柄は関係がないとは本当の事なの
だろうか。

随分と篠原涼子自身も周りへの配慮を欠かさないキャラクター
へと変貌し、リストラ後?にハケンで受けた不平等な扱いに
対する傷も癒えてきた感じを受ける。

大泉洋はこのまま会社に戻ってくるのだろうか。
寧ろハケンとしての立場を味わせた方が、彼女の気持ちにも
触れることが出来るし、会社員としての傲慢な視線からの
脱却が図れて人間的にも大きくなれるというものだが、
そこまで描く時間は無さそうだ。

来週は加藤あいと共に去就が気になるところかな。

guest
斉藤祥太、石田ひかり

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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