アパレル会社に就職が決まった20歳の宇崎愛子。
就職すれば父親からの子離れが出来ると思っていたが、
父・賢太郎は結婚するまでは、となかなか離れてくれなかった。

嫌よ嫌よも好きのウチ。
そんな雰囲気がプンプン香るドラマが始まった。

自立したい子供の当然のリアクションと過度に愛情を見せる
父親の面白いやりとりがドラマとしての見所なのかな。

アパレル会社に勤める石原さとみの初々しさと純粋さが
展開上大きな役割を果たし、自分との正反対の境遇にある子供
に対して、自分の経験を語り遊んであげるところなどは、
間接的に父・時任三郎に対するこれまでの愛情が間違
っていない事を証明するもので、ドラマとしてもよく描けている。

父親を本気で嫌いになるわけではないし、年頃の娘がちょっと
父親を困らせて微笑む感じが可愛らしく出てくるとドラマとして
は成功するのではないかな。

とりあえず魅力的な女優陣が多数出演しているところと、コミカル
な役の時任三郎がどれ程砕けた演技を見せてくれるのか、今後
ともに楽しみなドラマです。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)