第6話 別れてください

酔いつぶれた愛子を背負ってきた鳴海は、父親・賢太郎に
語る。娘さんが未熟なのは父親の過保護に育てる愛情に有る
のだといわれ、責任を感じる賢太郎は娘と距離を置くことに
渋々了承するのだが...。

一方が理解を示せば、片方は難色を示す。
宇崎家の問題に有る程度区切りがついたかと思えば、新たに
浮上する三浦家の問題。

宇崎賢太郎の前では、結婚を許してもらうために誠実で努力する
姿を見せるモノの、同じ様な誠意を自分の両親の前では見せら
れない悲しい家庭の事情が存在するようだ。

折角誠実な姿を見せていたモノの、愛子の前の決定的なウソを
付いてしまう誠二。心配をかけまいとする優しさ故の行動も
時と場合によっては、相手に対する信頼を失ってしまう難しい
場面だと思う。

親子問題が色んなところで勃発し始め、あの鳴海でさえそんな
問題を引きずっているところは有る意味興味深い。

guest
田島令子、唐沢民賢、やべけんじ、高嶋宏行、吉田里琴

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