第12話 娘に贈る歌・・・

結婚して離れて暮らすのは辛いが、寂しそうにしている姿を
見るのはもっと辛い事。賢太郎は愛子を連れて三浦の実家へ
行き最後の直談判を試みるのだが、三浦の決意を知り何も言わず
に帰ってくるのだった。

一番大切なモノの存在がテーマだった最終回。

賢太郎がウザイくらいに娘・愛子に固執する理由が、母親からの
手紙で明らかになる展開で、最後のまとめとしては良くできて
いた。それは妻との愛の証し。

三浦に関しては同様で、失いたくないモノの第一に揚げられたのは
父親の存在だった。

賢太郎との出会いが父親との関係をつなぎ止めただけでなく、
三浦の意識や素直な心情を上手く引き出した。

そんなやりとりを都合良く聞いているのが如何にもドラマだけど、
結局親は子供の幸せを第一に考えるという事か。

実家の店についての結論は持ち越しって感じだけど、まぁ全てを
上手くまとめるのは難しいかな。

guest
野口雅弘

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system