第8話 お母さんの真実

圭祐とユリの母・絵里は昔付き合っていたのか!?
だとするとユリの本当の父親は圭祐ではないのか!?
なにより家庭崩壊に繋がる事だけに、緊張しながらも事実を
知りたい圭祐。大阪に帰る東京駅で、故郷に一時的に帰郷する
ユリとばったりと出会す。ユリも同様のことで悩んでおり、
名目上就職の事を相談しにいく為の帰郷だが、本心では事実
関係を母親から聞き出したかった。

いよいよ話しも佳境。
一つ目のピークから断続的にピークが続いている状態なので
テンションも高め。
遊び心も満載に、由紀夫をユリの実家まで送り込むシチュエー
ションはなかなか面白かった。

圭祐が週末に東京に着いて真っ先に向かったのが、絵里との
待ち合わせ場所。
今回のドラマを見ていて最も気になるのが、圭祐はどの段階
で母・絵里の事を昔付き合っていた女性だと気がついたのか
という事ではないか。まさか絵里ソックリの双子が居るわけ
では有るまいし、どこかで絵里が手引きして、圭祐に口止め
しているような気がする。
圭祐は認識しつつもユリに悟られまいとして知らないフリを
決め込んでいるのではないか。

そういう意味で、ユリ待ち伏せしていた東京駅で彼女に何も
語らなかったシーンというのは展開上実に興味深い場面という
事になる。

実家の食卓を囲んだ席で井上圭祐の名を語ったところで絵里の
表情は微動だにしなかった。
既にこの時点でユリが井上圭祐の名を持ち出すことが母親に
悟られていたのではないか?

誰かが嘘を付いている。
勿論絵里が嘘を付いていることは明らかだと思うのだが、
果たして真相は何なのだろうか。

guest
清和太一

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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