第10話 バージンロード

ユリは由起夫の父親と会う約束の日、何故か大阪に向かう
新幹線の中にいた。ユリが居なくなったことにより由起夫
と風太は大慌て。新幹線には圭祐も同乗していた。

ついに最終回。
印象としては可もなく不可もなく。
これまでの展開の中でこういうエンディングの形しか演出
できないように追い込まれていた故に、驚きもない展開
だった。

結局、ユリは圭祐の子供だった。
それが分かるのは最後の最後のユリのセリフの中に現れて
いるという事で、ちょっとした余韻を残すのがこのドラマ
精一杯のサプライズだったのかもしれない。

やはり50歳と20歳の年齢差は色んな意味で克服しづらい壁
だった。普段からさんまさんが長澤長澤言い過ぎているのも
マイナス要因で、感情移入するのを難しくさせた。

全てに於いて都合良く作られている場面設定に、さんまさんを
喜ばせるためだけに存在する物語。

さんまさんを使うのならば俳優としてではなくコメディアン
としての顔をもっと引き出した方が良かった。

それでも日曜ドラマらしくあまり深刻な内容にならなかった
ところは良かったかも知れない。

guest
椎名泰三、中山克己

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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