第4話 ハワイでケンカ

思い出作りのため、一家で旅行する日が近づく。
スケジュールの関係で憧れのハワイではなく、ハワイアンセンター
では有るが...。

作家が身を削って書いた原稿をバイク便を使うとは何たること
なのかという、編集者としての教えから始まった今回のドラマ。

段々とキャラクターの性質が分かってきたし、方向性も有る程度
提示されてきたのでドラマとして面白くなってきた。恋愛の
ベクトルなんかも少しずつあぶり出されてきた感じだ。

今回は人の思い出や心を平気で踏みにじる四男・本郷奏多を中心
に、一族でやってきたマンガ家としての足並みを少しずつ乱して
行く話しだった。

親の愛情を知らない為なのか相変わらず無表情でいる四男の
不気味さが目立つ。

小ネタが面白くて3カ所くらいで笑うことが出来た。
冒頭の"自分だけが知っている"釈由美子と堺雅人が抱き合って
いた状況を追求しようとする池田鉄平の得意げな態度が実に
小憎らしい。
ミエミエのネタなんだけど、なんだか面白い。

余談だけど
毎回気になるのだが、まるでスタンリー・キューブリックの
映画「シャイニング」を彷彿とさせるような奥行きのある廊下の
カットがなんとも不思議であり不気味に映る。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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