第2話 危険な客からの300本のバラ!?

亡くなった北野幸治郎の変わりに妻・みつ子が社長に
就任する。人事も一新し、かつて人望の厚かった緒方耕平が
総支配人の座に就くが、その人事に対し快しと見ない従業員は
少なからず存在していた。

迫り来る買収話が背景にあり、傾きかけたホテルの今後の動向
に気になるところだが、少なくとも緒方耕平の復職がホテル側に
とっては心強いものとなる事を示した話しであった。

ホテル乗っ取り屋の水沢圭吾がはじき出した期間は3ヶ月。
それまでに如何に業績を回復し株価を上げられるのか。
鶴の恩返しならぬ助けた社長の恩返しが何千倍にもなって
戻ってくる話しで内容としてはベタな展開だが、緒方耕平の
人事を不審に思っていた人々にとってそれらを刷新するに値する
活躍ぶりを見せてくれたと思う。

ただホテル内にも緒方耕平の就任に対して快く思わない勢力が
有るのも事実であり、これら人物が乗っ取り屋に都合良く利用
されないかどうか、動向が気になるところだ。

ドラマとして興味深いのは、敵対するもの同士の娘や息子が
実に予測不能な動きをしていることか。

また上述した勢力が緒方耕平の転覆を狙ってスキャンダルにも
目を光らせている点。偶然にしては色んな所でキャラクター同士が
鉢合わせになるのが如何にも韓国ドラマ原作っぽいのだが、
弱味を握って来る人たちの攻勢をどうはね除けていくのか、
緒方耕平という人物の器量にかかっている。

guest
遠藤たつお、春名ちさと、二月末

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system