理衣たちがフランスに帰るのと入れ替わりに、今度は圭太の母親
静子がやってくる。彼女の口から再婚したい相手が居るとの
事だが。

母親の再婚したい相手は奇しくも圭太と絵恋と同じく20歳違い。
年齢的な問題と言うよりも、ウソを付いている事に関して
相手に対してばかりでなく自分の人生に於いてどんな幸せが
存在するのかを問う話しで、良心を擽るような内容だった。。

ここにきて圭太に自ら告白することを促すようなエピソードが
提示され、一つの結果論として上手くまとまった例を導き出した。
勿論ウソにも色んな種類があるので、正直に告白したところで
どんなリアクションが来るのかは相手次第の所が有る。

ただ当然の如く他人からバラされるよりも自分から告白した
方が誠意として伝わるし、圭太の中でも如何に悩んできた事が
分かるはずだ。

結婚相手が元彼女の娘という事実。
元彼女である母親に接近したくて近づいてきたと勘違いされれば
相手にとっては屈辱的に受け取られるだろうし、出会いは偶然で
有り必然であった事が強調されないとやはり難しい部分が有るの
では無かろうか。

これ以外にも理衣が離婚すると言い出すし、会社は業務縮小
を強いられるという事で、エピソードとしては盛りだくさん。
果たして全部が全部上手く行くのかな。

guest
山本龍二、白川由美、田村義晃

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)