第11話 君の居ない人生は、ありえない

圭太と理衣が一緒にいるところを目撃した絵恋は、書き置きと
結婚指輪を残して家を出る。その足で広瀬の元へと行くと
そこに理衣がおり、彼女の誤解だと分かる。しかしすぐには
戻ることの出来ない絵恋だった。

ストーリーがグダグダとまではいわないけど、最終回にしては
なんだか引き延ばした感じの強い話しだった。

ただ戻るか戻らないかで悩んでいる時の絵恋と理衣のやりとりは
面白く、一応ホームコメディっぽい演出は出来ていたと思う。

レストラン事業や大学時代の同級生・手塚を使ったやりとりに
ついても何だか圭太の忙しさを演出して、絵恋とのすれ違いだけ
を演出するために存在していた感じが強く、かなり曖昧な形で
存在していた事は否めない。

圭太と理衣の思い出の場所が東京タワーであるならば、
圭太と絵恋の思い出はぶどう園に有るのか。
最後に二人がやり直しを図るロケーションとして選んだのはぶどう
園だった。とてもオーソドックスな演出だったけど、欲張れば
この場面でもう一つスパイスが欲しかったかな。

平田薫さんのblog
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内海桂子、田中実、村松明、平田薫、白川由美

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