第1話 目指せ名門中!熱血父子vs冷酷女家庭教師300日バトル勃発!!

大手商社で働く梅沢勇は息子・広と二人暮らし。
母親の居ない生活に於いて不自由で不憫な生活をさせまいとして
積極的にコミュニケーションを取る父親だった。
広は大好きな野球部が廃部に追い込まれる事に愕然とする。
親友さえも受験のために辞めると聞いて驚きを隠せなかった。

受験の神様は中学生だった。
短期間で出来ない子供を合格に導くと言うことで、東大合格を
目指したドラマ「ドラゴン桜」的展開となるのか、ちょっと
サディスティックっぽい教師像は、「女王の教室」っぽい
作品になるのか。

中学受験が6人に1人の現状にあるという事も驚きだが、
学歴によって将来が決められ大好きな野球の道も閉ざされると
いう事に対し、その責任は親にあると言われれば誰でもプレッ
シャーを感じる事ではないか。

受験組とそうではないメンバーたちの意識の違いが小学生の頃
から現れ、受験に備えて学習塾に通う子供とクラブ活動に興じ
たり駄菓子店で屯する子供達の違いは、なんとも現実を見せられ
ちょっと恐い気がした。

子供のことは一番理解していると思っている父親。
手間暇かけて育ててきたのだから、そんな自負心が生まれるのも
無理はないが、大人の言うことに何でも従ってきた生活から
自我が芽生え初め、自分でその道を切り開いていくという意味
では、子供から大人への転換期で気むずかしくなる時期でも
有るのかな。

大人に対して傲慢な態度が目につくし、一個人の家庭の事情を
知りすぎてはいないかという感じはするが、菅原道子がどんな
方法で合格に導くのか取りあえず静観してみましょう。

しかし中学3年生で噂になるほど子供を私立中学に合格させたの
だろうか。ちょっと年齢設定的には無理があるのは確かだ。

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