第10話 運命の合格発表!衝撃の感動のラストへ

いよいよ受験日である2月1日がやってくる。
一年間、この日を目標にしてきた運命の日。
果たして合格するのか、いざ決戦!

こういうドラマのエンディングの形は大きく分けて二択しかない訳で、
合格で終われば、典型的な日本のドラマだなで終わってしまうし、
不合格で終わると、なんとなく歯切れが悪い終わり方という
印象を残してしまう。
どちらを選択してもそれなりの難題は待ち受けている面はある
ので制作陣としては苦悩したことであろう。

ドラマとしてはその辺の問題を解決しようとして、一度は不合格
の烙印を押して、最後に救済策に出る。
一度は落ちた気になってこの一年にやってきたものとは何かを
考える機会を与え、あくまで受験は人生のゴールではないこと
を印象づける様な展開だった。

合格する以上に不合格という現実が突きつけるものは、心の中に
大きく響いてくるモノだと思う。

辛いことに立ち向かい、そして忘れることも人間の強さの証明で
有り、人間はどんな辛いことがあっても生きていかねばならない
現実を突きつけた訳だが、そんな時助けになるのが友達の存在で
有ること上手く導き出したと思う。

先生にあって広に無いもの。広にあって先生にないものを上手く
使い分けた印象だ。

しかし広は落ちたと言う時点で、なんで補欠合格を見に行かない
のだろうか。これだから一人で見に行かせる事は危険だと思う。
一つの判断で人生が大きく変わってしまうことだって有るのだか
らね。
これを見て私の高校受験の時、知人が不合格の後、補欠合格を
確認せず帰ったことで先生に怒られていたのを思い出した。
結局その人は補欠合格していたんだけどね。

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