第2話 殺人係長

倫太郎は監禁されていた娘・倫子を救出するモノの、ライター
の火で倉庫内を引火させた事で犯人を焼死させてしまう。
駆けつけた刑事達に殺人罪で捕まえられる。

前回との続き物。
倫太郎に無駄な動きをさせて誘導していた犯人の意図がそんな
死の偽装にあったこと。犯人が死を偽装して復讐を果たすという
アイディアは面白かったと思う。

ただ厳密に言えば倉庫の件はあらゆる意味で強引だった。
犯人が焼死している絵は明らかに人形にしか見えないし、
焼死したはずの遺体はすぐに赤岩本人なのかどうか確認できると
思う。更に娘は誘拐されている訳だし、人が二人も亡くなっている
状況を見れば、倫太郎は正当防衛として認められるはずである。

一つ一つの殺人事件の意図が意味のあるモノだったり、逆に
最も意味のありそうな小此木殺害の件は、さゆり(洞口依子)の
犯行であるなど、意外性も有った。

最後に決してこの恨み忘れないとばかりに検挙される赤岩が
捨て台詞を吐いていったがどう見ても死刑だろうね。

最後のオチである干物の件はすっかり忘れていた。
それよりも最後に小宮山志保が飲んだお茶?を村瀬健吾が間接キス
して飲もうとする微妙な表情をしている場面が気になった。

そういえば鑑識に夏樹理沙子(加賀美早紀)が新しく配属されたね。

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