第3話 殺人美容整形

ホテルの一室で女流作家・由理子が殺される。
第一発見者である作家の梅原と携帯電話で会話中に何者かと
争った後があり、その場面をたまたま居合わせた志保が見ていた。

今回の脚本はこのドラマとしては珍しく女性・岡崎由紀子さん。
という事で女性ならではの発想の展開だったし、美容や整形など
がドラマに関わってくる話しだった。

全てのポイントは、現場に残されていた男物のスカルの指輪と
女性を意識する口紅や化粧に有った。男性では死体に化粧は
施せないだろうし、かといって指輪の存在をどう証明するのか
が結果として決定打となる。

現場に居たことを隠すために梅原も工作したし、今回の犯人である
整形医も偽装したわけだが、作家の梅原と被害者の夫は当然ながら
ダミーであり、殺す動機として弱いモノが有るために、捜査線上
からは早いウチに脱落したと思う。

口紅から解決への糸口を見つけるというのは女性ならではの勘づき
方。今回の話しは小宮山志保ファンにとっては手応え十分の展開
だったと思う。

ただ流れの中で一つ難をいえば、息子が痣が出来るほどの力で女性
を殴っていたけど、あの場面でグーで殴る男性は100%居ないだろうね。

guest
筒井真理子、石田太郎、石井洋祐、渡洋史、トチ原楽人
水口ケンロウ、石田哲也

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