算数の苦手な長男の健太郎は、今回も得点が優れず、家族の者
たちに見つかるまいと棚の後ろへ隠そうとする。父親・篤は
その行動を見てもお咎めがなかったが、長女・凛子は大激怒。
今度の試験の結果、自分よりも点数が悪かったらスパルタ教育
で有名な進学塾に通わせることを宣言する。自分がもし負ければ
坊主にすると言うが．．．。

相変わらず人間としての緩さ加減が心地良い感じの父親・篤。

点数が悪くて落ち込んでいる人を元気づけるのにはこの緩さ
加減は当たり障りがなく、嫌みに取られることもほぼ皆無だろう。

子供達の試験を気にしている彼の姿を見れば、父親としての
責務に目覚めたのか、子供を放り出して家出した時のいい加減さ
は今は昔という気がする。

プライドの高い長女をどうやって慰めるのか。

子供の問題に対して頼るのは常に弥生。
弥生の人の良さと母性を擽るような篤の緩さ加減が合致して
いてとても良いコンビだと思う。

そんな弥生が店の売り上げを伸ばそうとしてリベートを渡して
いたが、そんなに悪いことなのか?有る意味広告料みたいな感じ
だし、彼女が何故雑誌掲載を断ったのか分かりづらかった。

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村岡希美、山口光隆、松本梨菜、川本まゆ、石綿文太

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