学校で「将来の夢」をテーマに作文を書くことになった凛子
だが、将来について夢について全く思い浮かばず筆が進まな
かった。担任の洋介から一週間以内に書いて提出するよう
宿題を出されるのだが．．．。

凛子の宿題から派生した将来について子供の頃、思い
描いていた気持ち。今回は凛子が主人公ではなく、弥生が
主人公の話だった。

何故自分が今の職業に就いているのか、迷走する弥生の
心情を描いた。

ドラマとして良くできているのは、子供の頃から描いてきた
夢を追い続ける人と子供の頃の気持ちを忘れてしまった人の
現在の心境を面白く比較して描いたことだろう。

弥生が現在の位置で迷っているのは、土台である子供の頃の
純粋な気持ちを忘れている為のモノ。
人生をリセットしてみたときに、自分が何になりたかったのか
思い描ける人と思い描けない人の差は大きいと思う。

他人の成功する姿を見るとどうしても自分の現状が見窄らしく
思える時もあるが、ドラマでは夢は他人と比べるモノではなく、
自分にとってその夢が大切なモノならばそれで良いという結論
にて綺麗に締めくくったと思う。

まぁでもタイムカプセルを埋めた場所を忘れるなんて有り得る
のかな。正確には分からなくても、その場所に行けば思い出さ
ないかな。

guest
三浦光、川本まゆ、柴本優澄美、石綿文太

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)