第6話 友情決裂?明かされた秘密!!

団校長自らがQクラスたちの前に現れ、今訪れている現状を
全て語る。犯罪組織「冥王星」との戦いの歴史。
団の助手が殺されているのを知り、これが本格的な戦いである
のを知ったとき、生徒たちの間に動揺が広がる。

今まで陰で犯罪を操っていた「冥王星」の正体が明らかにされた。
彼らは自ら犯罪に手を染めないようだが、団の助手が殺されたのは
刃を向けたからではないのか?

ドラマとしてはなかなか面白かった。
今回舞台となる"福永家"が趣き有る洋館で、事件の舞台としては
ピッタリ。雰囲気もよく現れていたし、横溝正史の推理小説に
出てくるようなトリックで展開が二転三転するところなど、
実に興味深い流れだったと思う。

いつもはクールなハズのリュウが冷静さを失い見誤る場面が
有ったり、チームが一旦はバラバラになりその後に集結する
など一筋縄ではいかない展開だった。

何故犯罪に使われたパソコンは夜中に使われていたのか。
そこから犯罪の真相を紐解いていく展開だが、パソコンの誤変換
に対する見解など納得させられるものがある。確かに自筆なら
書き間違えることが有っても、パソコンでは故意に間違えない
限り、漢字を書き間違える事はないよね。

"福永家"の資産を狙う母親の陰謀が明らかになり、それが事の
発端。骨肉の争いが背景にあり、そんな事件を「冥王星」に
絡ませて絶妙に演出するなど、とても良くできた内容だった
と思う。

guest
山崎裕太、西山繭子、佐戸井けん太、山口美也子

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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