劇団の楽屋で看板女優が殺される。
2人の劇団員が駆けつけた時には胸を刺されて殺されており、
ナイフの指紋から容疑者はキンタの元弟分である美作だとされる。
警察に呼び出されたキンタは美作から無実を証明して欲しいと
泣きつかれる。

またまたメグがメイドさんコスプレで登場。
彼女がメイドのコスプレしている必然性が全く無いっていうのが
このドラマの凄いところだ。端的に言えば視聴者へのサービス
の為だけに変装している。

ドラマとしては警察の不自然な行動とキンタの親子関係が絡まり
とても面白く演出された話しだった。
正義とは何か。警察の威信の為だけに動かされるキンタの父親と
真実を追究する事に躍起になるキンタの対立。
そんな歪みの関係の犠牲者となる犯人の家族と容疑者として
仕立てられる男性の兄妹関係が面白い対比的な関係にある所も
実に良くできたシナリオだと思う。

ちょっとキュウの話しが物足りない。
キング・ハデスなんて名称が出てくるところが妙に幼稚っぽく
感じる。このドラマの惜しいところかも知れない。

guest
木南晴夏、波岡一喜、すほうれいこ、ともさと衣、樫村勲
山崎勝之、上村愛香、野澤いっぺい、木川淳一、大西武志
天現寺竜、山下真司

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)