第11話 最後の約束に込めた想い!

連続殺人事件の容疑者として警察に追われるリュウの前に
祖父であり冥王星の首領キング・ハデスが彼の前に現れる。
追いつめられて居場所のないリュウは、ハデスの洗脳の前に
為す術無く手を取り、後継者としての立場を受け入れる。

互いに連鎖的に恨みを持っている状況を作った点は面白いね。
またそれに関連して連続殺人事件として殺される順番が演出上
重要な役割を果たしている点もよく出来ている。

互いに信頼している事を証明するために、窮地の場面でそれを
証明する点もよかった。

ただこのトラップは一体何のために作られたのか、全く意味
不明な事と、キング・ハデス率いる組織の冥王星の構成員も
少なく、自分たちばかりのお山の大将って感じが何とも
チープさを醸し出している。

最後はなんとなく人間とは何か、人とは何かといった哲学っぽい
論調になったけど、見ている少年達へのメッセージが強く込め
られており、分かりやすいドラマになったと思う。

guest
若松武史

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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