第7話 第一部完結!!提訴

休職している明日香の元担任・三澤亜紀子と面会し、当時の様子
を聞かされる。イジメは疑惑から確信へと変わり、いよいよ
提訴することを決める。

取りあえず提訴するまでの最低条件として、イジメが有ったと
いう人の証言が取れる話しだった。

イジメがあったという告白だけで、そこそこ興味深い話しに
なってしまうのだから凄い。その上、薄々感じては居たが、
兼良陸がイジメを主導していた事実とその名前を三澤亜紀子
が語るまでがとてもスリリングな作りになっていて面白かった。

生徒の不祥事に何故目を瞑るのか。
再度目を開けたときにはもっと酷い事態になっているだけだと
語る通り、雨木・副校長の姿勢がそのまま私生活での親子関係
に現れている辺り、分かりやすい作り。

お金のない養護施設育ちの女の子になけなしの金を払わせ、
教科書へ買わせることの残酷性が、一連のイジメに対する
憎しみをより募らせるようで、とてもメッセージ性の有る
ドラマだと思う。

それはそうと、学年主任の大城早紀先生。
全然タイプでも無いのだが、ツンデレ的雰囲気有るキャラクター
でなんとも惹かれるぞ。加地先生の予定を聞くときの切なそうな
顔がちょっとキュンと来た。

guest
市川実和子

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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