第12話 感動のラスト!!希望の明日へ

朋美がついに法廷で証言台に立つ。
明日香との出会いから始まり、彼女が亡くなった日のことを
静かに語り始めた。

試合には負けたが勝負には勝った。そんな感じの裁判か。
イジメは確かに存在したが、亡くなったのはイジメが直接の
原因ではなかった事。まぁ直接的にはそうであっても間接的には
イジメから派生したものだとは思うけどね。

世界を変えることはできるのか。
小さな子供の死によって、それが変わろうとしている。
学校としての体質を変えて生徒と向き合う教師の姿を取り戻
した事がやはり事の本質で良くできていたと思う。

その分音也の存在は中途半端な感じがする。
あの場面で自らの身を犠牲にして生徒を守る教師の姿を求める
のも酷な話しだしね。

保身のための行動という意味では、朋美と明日香の物語は凄く
エグイ形で存在していたと思う。友情とイジメを秤にかける様な
シチュエーション。それを幼い少女に選ばせるのだから酷な話し
です。

本当の親友とは何なのかが分かり始めたときそんな相手が居ない
事の寂しさと皮肉が何とも言えないね。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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