太郎に留学の話しが持ち上がる。
アメリカ滞在の間の留学費用は勿論、研究室から一定の給料
が支給されるために、不在の間の家族の生活費には困らない
という。太郎の夢はアメリカで大きな野菜を作り、大きな
ハンバーグを食べることにあった為、夢が叶うことになるの
だが．．．。

現在の太郎に必要なものは何なのか、そして家族にとって太郎は
どんな存在なのか。
昔描いていた夢と現在の心境を見比べて、現在の太郎にとって
一番大切なモノは何かを描いた話しだった。

山田家は貧乏だが、必ずしも金ばかりが必要ではないことを
前回に続いて描いた感じだ。

本当に必要な物ややりたいことはは腹ぺこにならないと分から
ないとする校長の言葉に有る意味納得するものだった。

また友達の御村の意識が変革するに値する山田家の家族愛と
太郎の家族に対する思いやりは、全篇を通して良く描かれていた
と思う。

オープニングで描かれていたエアギターはこんな形で使われる
のね。

最後にちょっぴり涙ありの弟・妹たちの太郎に対する気持ち。
なんだかこの子供達の行動を見ていると片山まさゆきの漫画
「ぎゅわんぶらあ自己中心派」に出てくる貧乏おやじとその
一家を思い出す。"とうちゃんガンバレ"と麻雀しているお父
さんを応援している子供たちの姿を思い出した。

guest
福井博章、綾田俊樹、中田優子、島邑みか、倉橋悦子、大野智
半海一晃、マギー、金剛地武志、根本美緒、みのもんた

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)