ごくせん

脚本/江頭美智留(1)(2)(5)(8)、横田理恵(3)(6)、松田裕子(4)(7)

http://www.ntv.co.jp/gokusen/


第8話 強くなれ!!新しい命の誕生


登校途中、生徒達はヤンクミの姿を見て後ろから驚かせようと
する。しかし驚かす前にヤンクミは自ら躓いて転倒する。
持っていた袋の中から、子育て本やら赤ちゃんの為の洋服など
が出てくるのを見て、ヤンクミが妊娠しているのを疑う。
その様子を見ていた鷹野葵と馬場正義は、職員室でその事を
先生達に告げると、職員室中でヤンクミが妊娠したという噂
が広まる。さらに3-Dでもその噂は飛び火していた。
しかし実際には教え子熊井の妻・亜美が妊娠、出産が近づいて
いただけだった。
3-Dの生徒達は相変わらず合コンの話で盛り上がるが、
神谷俊輔だけは先日の合コンからモーションをかけていた
桃女の遥香からメールが来たことに浮かれる。
改めてデートする事になるが、いざデートの時、荒高の国村
に絡まれてボロボロにやられてしまう。愛する人を守れない
自分の力の無さに腹を立てる。
そんな中、熊井の妻がチンピラに絡まれている所を目撃。
神谷は助けに入るが後から来た熊井が頭を下げその場を
丸く収めてしまう。その行動に納得できない神谷は熊井に
酷いことを言ってその場から立ち去る。

愛する人を守るために取る行動の意味。
真に強い人間とはどういう事を指すのか。
不条理だと分かっても頭を下げてその場をやり過ごす行為に
どんな意味が有るのか。

なんとかワンパターンな展開を脱しようとする努力は認める
所。ただやっぱりごくせん=暴力という構図だけは外せない
要素なのだろうか。

どのシーンでも喧嘩をふっかけてくる所が不条理の極みで
無理矢理暴力に結びつけようとしている感じがするのは
マイナス点。結局これまでの展開を見れば、喧嘩に強い人
が居ないと成立しないようなドラマなので、喧嘩・腕力の
強さが正義となりがちなドラマだ。

喧嘩に強い人でもそんな不条理な場面においても本当に
謝罪するのかとか、弱くてすぐに頭を下げてしまう人が、
人を守るために頭を下げるというとまた微妙に映るのでは
ないかという感じがするが、ドラマを見ていると腕力の強さの
必要性を感じさせる完全には排除できない感じが微妙
に映らなくもない。

しかしこのドラマ、チンピラが妊婦に喧嘩を売ったり、
サラリーマンが高校生に喧嘩を吹っ掛けてきたり、
ヤンクミに殴りかかって喧嘩を教えてくれと言ったり、
やっぱりあり得ない尽くしって感じがするな。

母親が頭を下げる意味と、熊井が頭を下げる意味が微妙に
一致していない点もなんとも言えないものがあった。

山口久美子(数学教師)仲間由紀恵
猿渡五郎(教頭)生瀬勝久
緒方大和 (3年D組) 高木雄也(Hey!Say!JUMP)
風間 廉 (3年D組)三浦春馬
本城健吾 (3年D組)石黒英雄
市村力哉 (3年D組) 中間淳太(B.A.D.)
倉木 悟 (3年D組)桐山照史(B.A.D.)
神谷俊輔 (3年D組)三浦翔平

夏目誠一(校医)小泉孝太郎
鷹野 葵 (英語教師)平山あや
鮎川さくら(養護教諭)星野亜希
牛島豊作(古典教師)佐藤二朗
鳩山康彦(世界史教師)魁 三太郎
鶴岡圭介(物理教師)石井康太

熊井輝夫(元教え子)脇 知弘
朝倉てつ(大江戸一家)金子 賢
若松弘三(大江戸一家)阿南健治
達川ミノル(大江戸一家)内山信二
菅原 誠(大江戸一家)両國 宏

馬場正義(体育教師)東 幹久
赤城遼子(理事長)江波杏子
黒田龍一郎(大江戸一家)宇津井 健

guest
伊藤竜翼、上船弘人、菅野篤海、木戸邑弥、鯨井康介
小堀慎平、小やなぎ心、清水良太郎、千葉恵佑、寺田慎矢
戸谷公人、中山麻聖、浜尾京介、前田公輝、真山明大、まるお
矢崎広、山田亮平、夕輝壽太、ユージ、若葉竜也、蕨野友也
近江谷太朗、山崎画大、山口龍人、井上佳子、江藤純
渡来敏之、高濱正朋、板橋春樹、北村喜和

宮崎美子、中村龍介、植村りんこ、杉江謙介、酒井勇樹
長倉正和、堀田興生、菊池真之、小野貴紀、小柳巧
滝口幸宏、渋谷桃子、加藤光嘉、渡邊奏人、吉成翔、立石翔大
石原あつ美、西崎果音、保谷果菜子、平野心音

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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