ごくせん

脚本/江頭美智留(1)(2)(5)(8)(11)、横田理恵(3)(6)(9)
松田裕子(4)(7)(10)

http://www.ntv.co.jp/gokusen/


第11話 ヤンクミ最後の涙の叫び…命を大切にしろ!!


生徒たちが無事卒業式を迎える夢を見て目が覚めるヤンクミ。
学校に行くと職員室では夏休みの話題で盛り上がっていた。
鮎川と鷹野先生は休暇はハワイで過ごすとしてパンフレットを
眺めていた。それを見てヤンクミも夏目といくことを想像して
頬を緩める。しかし旅行費用が20万円以上もする事を知り
に我に返った。
3-Dの生徒たちも夏休みの話題で盛り上がっていた。
高校最後の夏休みだからみんなで旅行に行こうという事になる。
沖縄が良いと叫ぶが、旅行費用が捻出できず断念。海の家で
バイトしてナンパしようとしてみな妄想に膨らませるが、
猿渡たちの登場に現実に返る。
夏休み前には期末テストがあり、赤点をとれば当然夏休み期間に
補修授業があると告げられ、その責任者はヤンクミである事
が告げられると意気消沈。頑張る決意を見せる生徒たちの前で
猿渡はもし赤点を取らなければ、フンドシを着て逆立ちで町内
を一周すると語る。
放課後帰宅する6人組の前に慌てて逃げる若者の姿があった。
先日いざこざを起こした郷田だった。
翌日の新聞に近所で強盗が入った事を知り嫌な予感かがする。
警察が赤銅の生徒に目をつけ捜査にきたとき、6人組は警察に
郷田の名前を出す。すると郷田は報復のために3-Dを襲いに
やってくるのだった。

最終回ということでどんな形で終わるのかなと思えば、夏休み
前の中途半端な場面で終わった。恐らくスペシャル版のため
に夏休みや卒業式という要素を残しているのだと思うが、
やけに中途半端に感じてしまう。そして今回のオチは明らかに
猿渡のフンドシネタで締めくくられると思ったのに、試験に
ついても一切無視する流れ。

ドラマはこれまでと別段変わりのない展開。
主張のメインは、生徒たちは未熟者の集まりで当然誤りを犯す
ことはあるという。
その誤りを正すのが教師であり大人の役目であるとの事。

ただ今回のケースを考えた場合、3-Dの生徒たちに責任をぶつける
のはちょっと酷な感じも受ける。相手の話を聞きもせず
暴力という言葉だけで反応してしまった保護者たちの典型ではな
いか。

奇しくも「ROOKIES」と同じく敵対している相手も同時に更正
させるという展開が用意されたわけだが、郷田のやっている
事がそう簡単に許される事ではないことをもう少し突っ込んで
欲しいと感じさせる内容だった。

過去は変えられないが未来は変えることができる。
そういう主張はなかなか良い感じに写るのだけどね。
最終回にしては何処か物足りないが、このドラマもようやく
終わってくれた事で正直解放感を得た感じだ。

山口久美子(数学教師)仲間由紀恵
猿渡五郎(教頭)生瀬勝久
緒方大和 (3年D組) 高木雄也(Hey!Say!JUMP)
風間 廉 (3年D組)三浦春馬
本城健吾 (3年D組)石黒英雄
市村力哉 (3年D組) 中間淳太(B.A.D.)
倉木 悟 (3年D組)桐山照史(B.A.D.)
神谷俊輔 (3年D組)三浦翔平

夏目誠一(校医)小泉孝太郎
鷹野 葵 (英語教師)平山あや
鮎川さくら(養護教諭)星野亜希
牛島豊作(古典教師)佐藤二朗
鳩山康彦(世界史教師)魁 三太郎
鶴岡圭介(物理教師)石井康太

熊井輝夫(元教え子)脇 知弘
朝倉てつ(大江戸一家)金子 賢
若松弘三(大江戸一家)阿南健治
達川ミノル(大江戸一家)内山信二
菅原 誠(大江戸一家)両國 宏

馬場正義(体育教師)東 幹久
赤城遼子(理事長)江波杏子
黒田龍一郎(大江戸一家)宇津井 健

guest
風間薫子 - 山田優

伊藤竜翼、上船弘人、菅野篤海、木戸邑弥、鯨井康介
小堀慎平、小やなぎ心、清水良太郎、千葉恵佑、寺田慎矢
戸谷公人、中山麻聖、浜尾京介、前田公輝、真山明大、まるお
矢崎広、山田亮平、夕輝壽太、ユージ、若葉竜也、蕨野友也
近江谷太朗、山崎画大、山口龍人、井上佳子、江藤純
渡来敏之、高濱正朋、板橋春樹、北村喜和

松田悟志、中根徹、みやなおこ、山崎画大、白川ゆり、渡辺譲
沖原生、池田宜大、小林千佳、伊東愛、近江谷太朗、石原あつ美
武豊

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system