ジュテーム〜わたしはけもの (BSフジ、木曜23:30分-2008年4月10日 - 5月22日) 企画：中山和記 演出：星田良子 原作・脚本：鎌田敏夫 プロデューサー：貸川聡子 音楽：松浦有希

第3話 私はごまかさない
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由佳は帰宅するとストーカーに部屋を荒らされている事を知る。
部屋の落書きをスプレーで消していると、そこに山藤から電話
がなる。会員の一人から議員の進藤にプレゼントがしたいと
連絡があったために由佳が彼の元に行ってくれと言われる。
贈り物とは貴方自身のことだというと素敵なプレゼントになって
来てねと言われる。

ホテルにつくと由佳は進藤に電話する。
プレゼントを届けに来たとし、逢えば分かるという。
すると不審に感じた進藤は何者か?と問い、贈り物とは何のこと
だと尋ねてくる。取りあえず部屋まで来るよう言われて由佳は
彼の部屋を尋ねる。

由佳は彼に会うとメンバーからのプレゼントとして私が派遣
された事を語る。進藤は由佳に対して君はそう言う類の女なの
か?と問う。由佳は規則だとして事務所に電話を入れると、
進藤は由佳の携帯電話を奪い取り山藤と電話する。送り主は
一体誰なのか。送り主が分からないと受け取れないという。
しかし山藤は答えることはなかった。

進藤は由佳に、これは罠だとして、その罠を仕掛けた物は
大体見当が付くという。由佳は迷惑がかかるようであれば
このまま帰るとするが、進藤は廊下に誰か居なかったのか?と
問う。恐らく君の写真を撮影し、コールガールを呼ぶ男を
政治家として信用できるのかとメディアに流す作戦なのだろう
と告げる。由佳はどうしたら良いか?と問うと、進藤はこのまま
ここに居てくれとし、彼は信用できる人物に電話して連れ出して
貰おうとするが、相手はアメリカに居るためにすぐには来られ
ない事を知る。
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由佳の今回の客は、政治家の男・進藤だった。
彼は敵対する政治家が自分の元に由佳を起こり込んでスキャン
ダルをでっち上げようとしたのではないかと疑う。
何もない一晩を過ごす二人だが、コールガールをしている由佳
の事を激しく非難する進藤だった。

自分自身の人生なのでどう生きようとも構わないのだけど、
コールガールをしている事にあまりプライドをもたれても正直
困るような気もする。

他人が理解したフリをして価値観を押しつける事が改悪なの
かお節介な行動なのか分からないけれど、自分がされて嫌な
事は他人に対して行わないとする幼稚園や小学校で習うべき
人間としての基本が描かれる。

ドラマの中で言っていたように、コールガールを相手に呼び出
しておいて一晩中説教をする客は多そうだね。その心理も
分からないでもない。
山藤が進藤のことを魅力で迫って落とせというように、関係を
迫らない人を魅惑するという行為にも有る意味納得する物が
あるかな。