第2話 脱ぐ女刑事vs立てこもり犯!
新たに発生した立て籠もり事件。
犯人が警察側の交渉役に選んだのは宇佐木玲子刑事だった。
言われるまま交渉につく玲子。密かに隠し持つ無線に向けて
内部の様子を詳細に伝える。犯人は一人。人質は7人中、5名が
男性で2名が女性。犯人が銃器用語に詳しい事からも、犯人像
はマニアか専門家だと推察する。
警察たちの隠語でのやりとりが面白く描かれた話しだった。
更に犯人も単なる愉快犯ではなく、警察の動きを冷静に分析して
行動しており、現場での犯人とのやりとりや駆け引きは思った
以上に面白く描かれていたと思う。
ただ最初に犯人が宇佐木を選んだ事に対して何の疑問も抱かな
かったのだろうか?犯人が彼女の名前を知っていたことだけでも
単純に驚くべき事だと思うが、あっさりとスルーされている。
犯人が彼女を選んだ理由は女性だったこと。
女性を交渉役に選んだことによって後方部隊は強攻策を封じる
役割を果たすという部分に於いては、なかなか良く描けたシナ
リオだなと思う。ただそこまで頭の切れる犯人ならば、最後の
場面に於いても玲子が銃を発砲する様な人物でないことも
容易に推察できるのではないか。
男性と女性という要素が多分に使われた話しだった。
例えば脱いだままで面前に行くことは出来ないために、犯人の
共犯の女性に玲子は同性の好みで服を着させて欲しいと懇願する。
最後の場面に於いても、結局この繋がりというのは存在している
はずで、女性が女性の事を撃つはずはない。そういう心理は
いかなる状況であっても女性には不利に働くのではないだろうか。
米倉涼子の下着シーン。
やたらとマスコミが取り上げていたので、視聴率稼ぎのための
マイナスイメージを持っていたのだが、シーンとしてはそれ程
違和感はなかった。ただ本当に良いドラマを作るならあんまり
脱がせない方が良いね。
guest
伊藤圭、大澤康恵、浜菜みやこ、光岡湧太郎、福田敦子
渡辺隆二郎
評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)