第10話
悪いことは悪い!斉藤さんから最後のメッセージ
夫の赴任先・南アフリカに行くことが決定的になった斉藤。
なんとか卒園式までは居たいと考えるが、2週間後の飛行機で
旅立つことになる。その事をなかなか真野に言えずにいた。
一方もうすぐ春休みという事もあり、夫の休みの日に京都への
旅行を計画する。出来れば斉藤も一緒に行きたいとする真野
はパンフレットを持って斉藤の家に様子を伺いに行く。
そのついでに最近斉藤の様子がおかしいことに対して詮索
してみるのだが...。
どんな事でも話し合おうとする斉藤さんが、別れの言葉だけは
なかなか言えない。
三上が指摘していたが、斉藤にとって初めての親友だからだろ
うか。しかし言い方があまりにも酷く、ちょっと引く様な話し
だった。
強く突き放さないと、今回の贈収賄の一件でも真野が協力を申し
出て来ることは明らかで危険にさらしたくない気持ちも分から
ないでもないのだが、言葉の暴力は実際に傷つく以上に心を
痛めたのではないかと思う。
相手を傷つけるのならば、この際じっくりと話し合えば良かった
のにね。
贈収賄の事件に関わっている柳川議員が未だに市議で発言して
いるのはやや不自然。例え責任を被っただけだとしても、
それを認めたのならば辞任もやむなしでしょう。
斉藤さんの、街をそしてこの街に住む住民を愛おしく思う気持ち
はこれまでの展開の中でもよく表現されている。ただ彼女だけで
訴えるよりもそんな街だからこそ、みんなで訴えて欲しかったね。
三上組が市議会に乗り込んできたときそんな展開になるのかと
思ってみていたけど、他のメンバーは完全な傍観者になってしま
った。まだまだ斉藤パワー注入が足りないのか!?
予想以上にダメージを受けている真野が立ち直れるのかも不安だ。
しかしあのハンバーグ、確かに薄すぎ。
guest
高橋ひとみ、加藤雅也、高杉亘、萩野英範、村井優之
井原多生、車邦秀、中川泰幸、猪岐英人、久保晶、須永慶
小須田康人
評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)