サラリーマン金太郎 脚本／深沢正樹(1)(2)(3)(6)、倉持裕(4)(5) http://www.tv-asahi.co.jp/kintaro/

第6話 盗撮された金太郎!!セレブと抱擁

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金太郎は美鈴と愛し合う。
その後ベッドの中で美鈴は聞いておきたいことが有るとして
突然質問を投げかける。これから仕事をしていくに当たり、
野心を持っていくのか、それとも素直に生きるのか。美鈴は
人を紹介すると言ったら怒るか尋ねる。野心家ならばその
人脈を利用して成功を収めるのは当然のことだという。
金太郎はあんたの力を借りるようでは駄目だと告げる。

鷹司誠士は桜井京子と関係を持っていた。しかし誠士はHが
終わったと見るや突然彼女に金をたたきつける。大島前社長
に取り次ぎ、今度は俺と寝ていると彼女に言葉を浴びせ、その
目は金を欲しており、卑しい目で生きてきた特有の目だと罵声
を浴びせる。

京子は帰り道、一人佇んでいると金太郎から声をかけられる。
仕事の出来る誠士の下でバリバリとやっている京子の事を
褒めちぎる金太郎に対して、男ならばあんな奴負かせなさいと
吐き捨てた。

翌日出社すると金太郎は川芝電器の会長・川井秀男から直々に
お呼びがかかる。これまで大手が全ての工事を手がけ相手に
もされない企業が声をかけてきた事に社員一同驚きの声。
約束の時間に金太郎は川芝電器を訪れると、入り口の所で
秘書の菊川千秋と元社員が言い争っているのを目撃する。
金太郎はその中に割って入り、元社員を宥めて家に帰す。
その行動を見ていた千秋は一瞬で金太郎の事を気に入った。
一方家まで送ってきたことで約束の時間を遅れる。会長の秀男
に謝罪する。会長は女に仕事の口利きをしてもらうとは情け
ない奴だとぶしつけに声をかける。会長は美鈴の事を特別
気にかけている人物で、その女性の彼氏がそんな奴だとはと
幻滅する。しかし金太郎は誠実に対応し、美鈴も俺も極々
普通の人間であり、口利きしてもらった覚えもない事を告げ
る。誠実な対応が会長に気に入られ、仕事の一つを受けもた
してもらうことになる。
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金太郎の優しさ・女性問題が元で仕事相手に迷惑をかけてしま
うという流れだった。

今回の展開を見ていると鷹司誠士の立ち位置がはっきりと分か
る流れだったが、追い出したいほど彼のカリスマ性に怯えて
いるとは思わなかった。これまで結構アシストしてくれていた
ので、もう少し上からモノを見ているのかと思った。

金太郎のカリスマ性とは何なのか。
人と真剣に関わり合おうとする今の日本人には無くなって
きている姿勢そのものだ。その魅力を認めつつも逆にウィーク
ポイントをついて落ち度を広げていくという流れでとても面白く
演出された話だと思う。

仕事の出張の際に、会長の孫娘と一緒に居た為に誠士の差し金
でやってきた探偵に盗-撮され、立場が危うくなるという。

上述した事にも繋がるが、誠士のこれまでの展開を見ると
彼がこんな姑息な手段を使うようなキャラクターには見えな
かったので意外といえば意外な話だった。
冒頭の京子に対する扱いを見てもまるで人格が変わってしまっ
たかのようだった。

解決の仕方は相変わらず拳を交えて精算するというもの。
地元の住民の誰もが知っているようなネタがそんなに売れる
ものなのかという疑問。ヤクザ絡みという割に、相手が貧弱
な所などややお粗末な展開にも見えたが、その辺は大目に
みましょう。

しかし金太郎が出会う女性たち全てを虜にしてしまうという
流れ。特に社員の女性達が嫉妬するシーンはなんとなく微笑
ましい雰囲気がある。

矢島金太郎・・・永井 大
末永美鈴・・・井上和香 (ホステスのママ)
矢島明美/雪乃・・・佐藤めぐみ（二役）
矢島竜太・・・庄司龍成 (金太郎と美鈴の子供)

大和守之助・・・宇津井 健 (会長)
黒川優作・・・古谷一行 (専務)
桜井京子・・・青山倫子 (大島の秘書)
大島源造・・・柴 俊夫 (社長)
鷹司誠士・・・細川茂樹

水木 衛・・・風見しんご
前田一郎・・・菊池健一郎
石川吾郎・・・辻 修
田中政子・・・小川奈那
佐野里佳子・・・塩山みさこ
遠山真里菜・・・金田美香
岩下 恵・・・安座間美優

三田善吉・・・麿赤児
中村加代・・・佐々木すみ江

川井秀男・・・鹿内孝
菊川千秋・・・徳澤直子

奥田達士、高杉航久、渡邊紘平、南圭介、三原勇希
石塚良博、藤山誠、なかつみせいじ、中村直太郎、川口節子
しのへけい子、沖原一生、伊藤教人、藤井祐伍、木立美馬
堂元健児、小沼寿恵

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