サラリーマン金太郎

脚本/深沢正樹(1)(2)(3)(6)(7)、倉持裕(4)(5)(8)

http://www.tv-asahi.co.jp/kintaro/


第8話 復讐編が完結!!愛した女の仇を…


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北湊建設が北神奈川市役所の談合を仕切っているのは明らか
だった。北湊建設が提出した入札書が白紙であることを暴いた
金太郎。
しかしそれを暴いた事により爆弾が送られてくる事になる。
社長の元に届いた小包が爆発し、黒川優作は瀕死の重傷を負う。
喧嘩したのは俺なのに・・と金太郎は悔しがるが、病院に付き
添った桜井京子も金太郎の身も危ないのではないかと告げる。
もしかすると子供の元に何か送られているかも知れない。
そう思った金太郎は自宅にいる末永美鈴に電話をかけると案の
定小包が送られてきていた。決して開けない様告げるが、竜太
が開けてしまい爆発。咄嗟に美鈴が竜太を庇ったことにより
大事には至らず、美鈴も奇跡的に軽傷で済んだ。

一方その頃、鷹司誠士は北湊建設の倉本貞行らに会う。
これがアンタたちの望んだ結果なのかと問うと、この街で北湊
に刃向かったらどうなるのか知らしめただけだという。
誠士はそれならばこちらもアプローチの仕方を見直すとして
意味深な言葉を投げかける。これで生ぬるい交渉は終わりだと
告げる。
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社長、そして愛する家族が爆弾によって傷つけられてしまう。
大和建設は北神奈川市役所の入札を断念し、事業からも撤退
する事になる。それに伴い特別に設置された誠士率いる総合
研究科との共同作業も終わることになる。

金太郎らしいといえば金太郎らしいやり方。

しかし爆弾が爆発して誰一人死なないというのが凄い。
まぁ爆薬は調節できるのだろうし、脅しだけと考えれば致死量
分の火薬ではなかったのかも知れないが、流石に都合が良い
シーンだ。
しかもこれだけの爆発ならば、警察だって動くだろうに、
こういう時には警察が動かずに、ヤクザをボコった時にだけ
警察が動き出す辺りがなんとも杜撰なシナリオだ。

心情的には分かるが社会人として暴力での解決は不味いと
思われ、それを一喝する黒川優作と、黒川に殴られている
金太郎の事を涙無しでは正視することの出来ない仲間の存在
が全てなのかな。
社会には色んな矛盾が存在するも、社会人として忍耐強く
我慢する必要性が有ること。

復讐するときにも命がけで後援してくれるものの存在、
罪を負った後にも支援してくれる仲間がいることの有り難み
を描いたような話だった。

矢島金太郎・・・永井 大
末永美鈴・・・井上和香 (ホステスのママ)
矢島明美/雪乃・・・佐藤めぐみ(二役)
矢島竜太・・・庄司龍成 (金太郎と美鈴の子供)

大和守之助・・・宇津井 健 (会長)
黒川優作・・・古谷一行 (専務)
桜井京子・・・青山倫子 (大島の秘書)
大島源造・・・柴 俊夫 (社長)
鷹司誠士・・・細川茂樹

水木 衛・・・風見しんご
前田一郎・・・菊池健一郎
石川吾郎・・・辻 修
田中政子・・・小川奈那
佐野里佳子・・・塩山みさこ
遠山真里菜・・・金田美香
岩下 恵・・・安座間美優

三田善吉・・・麿赤児
中村加代・・・佐々木すみ江

北森美奈子・・・小川範子 (北神奈川市役所企画部長)
石黒雅夫・・・デビット伊東 (北神奈川市役所課長)
倉本貞行・・・団時朗 (北湊建設社長)
磯崎慶介・・・山口祥行 (北湊建設)
重村哲三・・・滝川健 (天保組組長)
浅野マキ・・・西丸優子

南圭介、岡田正典、渡来敏之、庄司龍成、青柳文太郎
蓮尾卓美、横川康次、菊池康二、池田わたる、湯山大一郎
岩永ひひ男、竹谷龍人、増田俊樹、松井康真(アナ)
ドクターHIRO、町田政則、大島日出男

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