サラリーマン金太郎 脚本／深沢正樹(1)(2)(3)(6)(7)(9)、倉持裕(4)(5)(8) http://www.tv-asahi.co.jp/kintaro/

第10話 最終回!!涙のキスさらば金太郎

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金太郎は大島源造にアクアライン未来構想計画の仕事に参加
させてくれと頼みに行くも、取り巻きの暴力男たちに取り囲ま
れ仕舞いには刺されてしまう。病院へと運ばれるが、駆けつけ
た美鈴に余計なことは話さないでくれとうわごとのように語る。

一体何が有ったのか。大和と黒川は美鈴から話を聞こうとする
も詳しくは話さず、金ちゃんのために仕事を続けて欲しいと
頼むだけだった。

その頃金太郎を刺したことを知って大島は檄を飛ばす。そして
私は関係無いとするが鷹司は、これが公になったら貴方はお終
いだと警告する。

私が金太郎をサラリーマンにしなければこんな事にならなかった
と自分を責める大和。しかし黒川は金太郎はサラリーマンにな
った事を後悔していないはずだという。そして彼のサラリーマン
人生はこれからだと語った。
しかしこれから一週間以内にどうやって三千億円を捻出するの
か・・・
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金太郎は刺されてしまうが驚異的な回復により、すぐに仕事に
復帰する。そしてなんとか大和建設を救うために、大島や
鷹司に取り入り仕事をもらい受けようとする。

ドラマは早急に物事を進めるために、金太郎が回復する姿とか
先日退社したはずの鷹司がいつの間にか大和建設を凌駕する程
の力を兼ね備えて戻ってくる所など、かなりの違和感を生じる。
鷹司が中央銀行から大和の持つ3千億の債権を譲渡されるって
どんなカラクリが存在するんだ?と。

プライドを捨てて頭を下げる姿。
仲間たちが居るからこそ出来る態度でもあるし、何度も暴力で
片付けたいシーンもこらえて頭を下げ続けた。
仲間であっても間違った事をすれば容赦なく殴り飛ばす姿が
有ったり、敵だったハズの男から信頼を勝ち得るために、
低姿勢で迎入れる姿など、自制心の取れたキャラクター像を
見ることが出来た。

計画自体の話とか細かい事を言い出すと切りがないのだが、
展開が次々と入れ替わり、立場の逆転具合を楽しむには最高
に面白い内容なのかも知れない。

最後に出てきたのは中村加代。幾ら何でも彼女も三千億は
厳しいだろうに、その辺も上手く横の繋がりを使って解決
したり、中央銀行にもペナルティを科す所など、面白かったと
思う。

矢島金太郎・・・永井 大
末永美鈴・・・井上和香 (ホステスのママ)
矢島明美/雪乃・・・佐藤めぐみ（二役）
矢島竜太・・・庄司龍成 (金太郎と美鈴の子供)

大和守之助・・・宇津井 健 (会長)
黒川優作・・・古谷一行 (専務)
桜井京子・・・青山倫子 (大島の秘書)
大島源造・・・柴 俊夫 (社長)
鷹司誠士・・・細川茂樹

水木 衛・・・風見しんご
前田一郎・・・菊池健一郎
石川吾郎・・・辻 修
田中政子・・・小川奈那
佐野里佳子・・・塩山みさこ
遠山真里菜・・・金田美香
岩下 恵・・・安座間美優

浅野マキ・・・西丸優子 (ホステス)
中村加代・・・佐々木すみ江

山下浩一郎・・・長谷川初範 (大日本製鉄・社長)

高杉航大、南圭介、三原勇希、渡辺憲吉、天田益男、庄司龍成
森里一大、加藤四朗、まるの保

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)